久里洋二的アニメーションのつくり方3
今回はアニメーションの基礎、「描きメーション」をします。
参考上映は「11PM」より。
「描きメーション」とは描きながら撮影する手法で、
少し描き足しては撮影し、それを繰り返して描画していきます。
すごく簡単に言うと、線や色が序々に像を結んでいくというアニメーションが
できます。切り紙を使ったり、部分的に作画したりは自由です。
今回は課題曲あり!
バッハのピアノ曲をフランスの音楽家の方が編曲したもので、
曲名は「プレイバッハ」。
11PMの制作時、久里さんが直接本人に許諾を求め使用したとのこと。
この課題曲と描きメーションは昼の部の1年生も現在取りくんでいます。
それでは、各自が決めたイメージに向かって描きメイトスタート!
描くのに没頭していると、撮影するのを忘れがち。
チェック
「アニメーションは音が第一。絵がダメでもよくみえる、
絵がよければもっとよくみえる。」(久里洋二)
アニメーションをつくるなら、おもしろい音楽家と共犯関係を結びましょう。
次回はみなさんが今日つくったものをひとつなぎにして上映/講評。
宿題はキャラクター(6cm程度のサイズ)と舞台背景を描いてくること。
ではまた。