毎週月曜日に行われる美術の授業。
講師は
池ヶ谷肇さん。純粋美術からインスタレーションまで創作する現代美術家です。
池ヶ谷さんの授業では、アニメーション制作の源の源にある“発想”を学ぶ授業構成となっています。
毎回出される課題の哲学的な問いかけに対して、生徒が“頭で考えて形として表現する。”専門的・本格的にものづくりを志すための内容です。課題内容を想像・思考することで生徒の創造力が刺激されます。素材自体に慣れていない生徒には、造形自体にも精通した池ヶ谷さんが補助しています。
前年度は主に平面を主体とした構成となっていましたが、本年度は立体にも触れ、現在は粘土を用い「友人の顔」を主題に様々に変容させた造形を行っています。
前年度の卒業生も卒業制作において池ヶ谷さんの授業で培った発想を生かした作品を制作していたようです。ものづくりの奥の奥まで考えさせられるような授業ですね。