カテゴリ:木村威夫映画美術実習( 1 )

立体アニメーション美術制作

日本映画美術界の大御所、木村威夫さんの立体アニメーション実習も無事スタートを切りました。
御年91とはとても思えない元気な声で、まずは「起立!」「禮!」の挨拶から。
「礼」ではなく「禮」。
心が豊かでないと禮にはならない。
その思いを込めて「禮」なのだそうです。

映像作品の美術を手掛ける上での2大要素は「着想力」と「寸法力」とのこと。
「着想力」…脚本を自分で料理するぐらいのつもりで!
「寸法力」…すべての建築物・家具調度品には尺貫法による寸法が隠れている!

お話を聞くだけでもおもしろい授業です。
そして、尺貫法の方眼紙を使って実習を行います。まずは、とある部屋の平面図と立面図を描き写すところから。
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その部屋は何のための部屋なのか?商売をやっているなら何屋なのか?
「着想力」と「寸法力」を身につける練習です。

一人一人の質問に丁寧に答える木村先生。
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この秋、木村先生が監督を手がけた映画、「黄金花」が公開されます!
試写会にて一足早く観させていただきましたが、リアリズムとファンタジーが混ぜ合わさった不思議な映画で、最後まで釘付けでした。
木村先生曰く、「何回か観た方がこの映画は味わい深い」そうです。
確かに色んな発見がありそう。
是非劇場に足をお運びください!受講者の皆さんは必見ですよ!

そして18日~、朝日新聞の日曜版にて連載も始まります!全10回。
映画美術の裏話が満載。事務局に掲示してあるので、こちらも是非。

さらに書籍も発売されます。
木村威夫著「裏話ひとつ 映画人生九十年」 岩波書店 ¥2100
木村先生の失敗談(!)が中心ということなので、面白おかしく読めそうですね(^-^)

今後も実践的な授業が続きます。
名言にも期待できそう。楽しみです!
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by 2008_smallschool | 2009-10-15 19:31 | 木村威夫映画美術実習