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久里洋二的アニメーションのつくり方第8回&最終回

久里洋二的アニメーションのつくり方、前期もいよいよラスト。
第8回と最終回の模様を稚文でお伝え。

夏期休暇あけの第8回。各々制作していた課題作品、そして自主作品を上映して講評!
ヨージ・クリが台詞を監修?した作品『コロコロ』のシュールなギャグものから、
漫画家トシ・ヒコさんの『大実験室』などなど力作が飛び出る。

今回の課題は小さな範囲でキャラクターを動かす基礎訓練。当然ながら、ひとりひとり出てくる
アイデアが異なり、おもしろい!

「アイデアは思いつきのその先を考えること」
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先にキャラクター、役者をつくる。どういう性格なのかなど。
描きながら考えていくと、やっぱり行き詰まってしまう。
最初と最後を決める。(出発と到着を決める)
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「ダメな作品はいくら直してもダメだからはやく見切りをつけて次へすすむ。
ダメでないなら必ず完成させる。」

久里さんの「侍 sumurai」を上映。さまざまな質問にもひとつひとつ回答。
久里さんのアニメーションによく使われる、テケテケっと画面前奥に走りさる
作画の仕方、コマ数、動画枚数と目からウロコが落ちる。

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そして前期最終回!各自つくたい作品のキャラクターとシナリオを考えてもってくること。

前期最後の授業

久里さんが衝撃をうけたノーマン・マクラレンの「線と色の即興詩」を上映。
その影響で制作したシネカリ作品「fasion」や、切り紙の「軌跡」を見る。


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(子供の頃模写していた”のらくろ”、映像作品と吹き出し(台詞)について)

そして久里さんの新作「赤いくつ」上映!
この作品は10月16日からはじまるINTO ANIMATION 5 YOKOHAMA上映される作品。
JAA会員が「横浜」をキーワードに、ひとり15秒ずつ制作するオムニバスアニメーション。
この作品の撮影、編集でアート・アニメーションのちいさな学校昼の部生徒が手伝う。

INTO ANIMATION 5 ではちいさな学校で講師をしていただいている角銅さん(アニメーション演出家)
の3分の短編も上映されます!

↓「赤いくつ」の背景原画
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カメラの撮影〜子供の顔の描き方、地域別顔型考、セルとカラーインクの使用について、などなど
そうこうしてるうちに時間も延長。最後に要望の多かった「11pm」を上映、前期の講座は終了です。
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後期も続けて受講する方は、次の課題へ、作品制作へ。
後期から受講する方は講座の最初から始まります。
現在、まだ受付中ですので、アニメーションをつくりたい!という方、
久里洋二の方法論を学びたい方お待ちしてます
。10月10日〆切!
10月24日開始です。

次回はサウンドビューアーを持ってくる?キャラクター、シナリオ講評+
後期講座のスタート!

久里さん個展情報
久里洋二展「アニメテックな世界」
9月28日〜10月10日 art space kimura ASK? にて
28日には17:00からオープニングパーティーありです。

それではまた。
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by 2008_smallschool | 2009-09-27 20:48 | 久里洋二講座

夏の立体アニメーションWS 後編

夏の10日間ワークショップレポート 後編です。

2~3日目は人形づくりです。
黙々…
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試行錯誤中…
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つくりかけの人形たち。
自然の素材を活かして、味わい深い仕上がりになっています。
出番を待つ役者たちの、舞台裏といったカンジでしょうか。
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ちょっと休憩。
真賀里先生のチャーミングな笑顔!
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4日目にはセットの組み立てが始まりました。
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役者(人形)も入れて演出会議。
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徐々に徐々に舞台が出来ていきます。
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5日目、6日目からいよいよ撮影!
神経を研ぎ澄まし、少しづつ動かして撮影していきます。
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こ、これは…。どんなシーンなのでしょうか!?
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人形をアニメートするとはどういうことか。
ドローイングとは違う難しさ、面白さを見出せた人も多いのでは、と思います。

最終日。20時頃まで編集作業に取り組んで、出来たてほやほやの作品を劇場で上映しました。
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作品はちいさな学校チャンネルでご覧いただけます!

10日間で関節、人形づくり、アニメート、撮影、編集…。本当に濃い…。
そして見事成し遂げてくれました。
立体アニメーション界のトリオである、真賀里文子さん、保坂純子さん、小前隆さん。
本当にありがとうございました!

19名の生徒さんも、おつかれさまでした!
これからも、何かものづくりの場でお会いできればと思います。
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by 2008_smallschool | 2009-09-21 17:08 | ワークショップ

夏の立体アニメーションWS 前編

夏の10日間ワークショップのレポート。
遅れてしまって本当に申し訳ありません!

それでは簡単ではございますが、写真を交えてご紹介します。

10日間みっちり制作できるように、1日早い8月16日にオリエンテーションが行われました。
まずは自己紹介と題材発表。
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今回題材となったのはマザーグースシリーズの中から先生方が厳選した詩。
イメージを膨らませ、各々どれをやりたいか、選びます。
題材は4つに絞られ、チーム編成も決定。
さあ、次は人形の素材選びです。
自然の素材や面白そうな素材を真賀里先生や保坂先生が沢山集めてくださいました。
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今回の素材選びでイメージとしてあったのは香月泰男さんの「おもちゃ箱」なんだと真賀里さんは言う。

身のまわりにあるものが本来持っているカタチ、素材感からいかに発想するかがキーポイントとなります。
木片に松ぼっくりなどの自然の素材だけでなく、日常にあふれている紐や針金やブラシだって素材になりうる。1から作らなくても発想力、想像力ひとつでなんでもキャラクターになるんですね。
数々のCM制作でモノに命をふきこんできた真賀里さんならではのコンセプトです。


チームに分かれて、どんなキャラクターをつくるか話し合います。
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オリエンテーションはここまで。

次の日からさっそく人形の制作に取り掛かります。
どう動かしたいのか? どうすれば動かせるのか? そして何を使うのが面白い? 
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初日には関節づくりの指導も。
一本の作品をつくる、というこの10日間で一体分の関節を作るのはとても無理。
そこで身体の一部分のみ関節でつくるということに。
とはいえとても繊細な感覚が必要とされるので、今回は希望者のみが関節づくりに挑戦します。
最初の説明は全員で。
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関節づくりに使う道具。小前先生が持ってきてくれました。ウン十万もするらしい!?
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関節づくり風景。
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真剣なまなざしです。

前編はここまで。
後編につづく。
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by 2008_smallschool | 2009-09-20 14:15 | ワークショップ

圧倒的な10日間、夏のワークショップ!!

いつの間にか夏も終わり、9月ももう半ば。夏のワークショップのレポート報告もなかなかアップで
きず申し訳ないです。後日ということで、そのワークショップを取材していただいた記事が掲載されて
ますので、そちらもご覧いただければと思います。

映像情報webマガジン「white-screen.jp」

ではでは
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by 2008_smallschool | 2009-09-16 18:27 | お知らせ